「教科書は全部タブレットになるの?」と思っていたら、今度は紙を中心にするというニュース。2026年10月18日の読売新聞報道によると、新たな教科書の指針素案では、紙とデジタルを組み合わせながら、紙を中心に使う考え方が示されています。小4以下では完全デジタルの教科書を認めないと報じられていますが、まだ指針の素案についての報道です。
『ひとやすみっけ』のかおかーさんです。「紙がなくなるの?」「学校のタブレットも使わなくなるの?」と、母も情報についていくのに必死です。今回は、報じられた内容と文部科学省の公式説明を分けながら、保護者が気になるポイントを整理します。
教科書は紙中心へと報じられた指針素案
読売新聞は10月18日、文部科学省の「大臣指針」素案が判明したと報じました。記事によると、紙とデジタルのハイブリッドを基本に、デジタル部分は補助的・補完的に組み込む内容です。
| 対象 | 報道された素案の内容 |
|---|---|
| 小学4年生以下 | おおむね紙で構成し、デジタル部分を限定。完全デジタルは認めない |
| 小学5年生以上 | 主に紙で構成。完全デジタルは英語や音楽・美術などの実技系教科等に限定 |
| 導入後 | 学習や健康への影響を検証し、必要に応じて見直す |
上の表は、読売新聞が報じた素案の要点です。2026年10月19日の確認時点で、本記事では素案の公式本文までは確認できていません。最終決定したルールとしてではなく、今後の議論の方向として受け止めたい内容です。
出典:読売新聞オンライン配信記事(Yahoo!ニュース・2026年10月18日)
小4以下のタブレット使用が禁止される話ではない
ここで区別したいのは、教科書の形と、授業中に使う道具です。報道された制限は、紙を使わない「完全デジタルの教科書」についてのもの。「小4以下は学校でタブレットを使えなくなる」という内容ではありません。
ハイブリッドは紙とデジタルを組み合わせる形です。文部科学省の公式説明でも、紙の教科書をなくす方針ではないことが示されています。紙に書いたりページをめくったりする学びと、音声や動画を使う学びをどう組み合わせるかがポイントになります。
参考:文部科学省「デジタルな形態も含む新たな教科書について」よくある質問
かおかーさん「紙中心」と「タブレット禁止」は別の話なんだね。見出しだけで判断せず、中身まで確認したいな。
導入は2030年度以降と報道
読売新聞は、新たな教科書を2030年度に小学校、2031年度に中学校、2032年度以降に高校へ順次導入する予定と伝えています。明日から、あるいは来年度から一斉に教科書が変わるという話ではありません。
一方、確認した文部科学省のFAQにあるスケジュール図は、前回の学習指導要領改訂と同じように進むと仮定したものです。今後の正式な日程や、自分の子どもの学年にどう関係するかは、最新の公式発表で確認する必要があります。
読むことが苦手な子への支援はどうなる
紙中心という言葉を聞いて、読み上げなどを使っている子の支援はどうなるのか、気になった方もいるかもしれません。今回の報道には、障害のある児童生徒への対応も行うとありますが、具体的な運用は公式の指針本文などを確認する必要があります。
文部科学省は、現在の学習者用デジタル教科書について、特別な配慮を必要とする子どもの学習上の困難を減らすことも制度化の目的として説明しています。今回の見出しだけを理由に、今使っている支援をやめると判断しないことが大切です。
保護者が今確認しておきたいこと
新しい教科書の話をきっかけに、家庭では「紙かデジタルか」の二択よりも、子どもがどんな場面で困り、何を使うと分かりやすいのかを聞いてみるとよさそうです。
- 紙で読むときと画面で読むときに困ることはあるか
- 音声や動画があると理解しやすい場面はあるか
- 今の学校で使っている教材や支援は何か
読売新聞によると、素案は10月22日の有識者会議で示され、意見公募を経て年内の指針策定を目指すとされています。本記事の確認時点では、その意見募集の開始日や締切は確認できていません。参加したい場合は、文部科学省の正式な案内を待って確認しましょう。
私が気になるのは、「どちらを使うか」以上に、子どもが分かったと思える授業になるかどうか。紙にもデジタルにも、助けになる場面がありそうです。これから公表される指針で、子どもごとの学びやすさがどう扱われるのかも見ていきたいですね。
※この記事は2026年10月19日時点で確認した文部科学省の公式情報と、10月18日配信の読売新聞報道をもとに整理しています。報道された素案の内容は、今後変更される可能性があります。





