2026年の第74回全日本吹奏楽コンクールに埼玉県から出場したのは中学生・高校・大学・職場一般の計8団体。全国大会の結果は金賞5団体・銀賞1団体・銅賞2団体でした。11月1日の高校の部では伊奈学園総合と春日部共栄が金賞を受賞。埼玉栄は銅賞でした。
『ひとやすみっけ』のかおかーさんです。埼玉の学校や楽団が全国でどんな結果を残したのか気になった方へ。県内8団体の受賞結果を一覧にして高校3校の曲目や演奏音源の案内までまとめました。2026年11月3日に全日本吹奏楽連盟の公式結果と音源の販売情報を再確認しています。
埼玉県勢8団体の全国大会結果
県内から出場したのは中学生2団体・高校3団体・大学1団体・職場一般2団体です。いずれも西関東代表として全国大会へ進みました。学校名が並ぶ部門だけでなく一般の楽団にも埼玉からの出場があります。
| 部門 | 埼玉県の出場団体 | 全国大会の結果 |
|---|---|---|
| 中学生 | 越谷市立大相模中学校 | 金賞 |
| 中学生 | さいたま市立土屋中学校 | 銀賞 |
| 高等学校 | 埼玉栄高等学校 | 銅賞 |
| 高等学校 | 埼玉県立伊奈学園総合高等学校 | 金賞 |
| 高等学校 | 春日部共栄高等学校 | 金賞 |
| 大学 | 埼玉大学吹奏楽部 | 銅賞 |
| 職場・一般 | 伊奈学園OB吹奏楽団 | 金賞 |
| 職場・一般 | 川金アンサンブルリベルテ吹奏楽団 | 金賞 |
この一覧は第74回全日本吹奏楽コンクールの4部門を対象にしています。小学生バンドフェスティバルやマーチングコンテストは別の大会です。同じ学校や楽団の名前を見つけたときも大会名と年度を合わせて見ると混同を防げます。
全日本吹奏楽連盟の第74回大会結果:中学生の部/高等学校の部/大学の部/職場・一般の部
高校は伊奈学園総合と春日部共栄が金賞
高校の部は2026年11月1日(日)にアクトシティ浜松で開かれました。埼玉栄は前半の部の11番。伊奈学園総合は後半の部の2番。春日部共栄は後半の部の3番で出演しています。県内3校は前半と後半に分かれていたんですね。
前半の結果に載っている埼玉県の学校は埼玉栄です。後半まで含めると埼玉県勢は金賞2校・銅賞1校となります。高校全体では前半15校と後半15校の計30校が出場しました。公式速報を集計すると金賞12校・銀賞12校・銅賞6校となっています。
ここで掲載している賞はすべて全国大会の結果です。県大会や西関東大会で受賞した賞とは区別しています。学校の活動報告を読む際も「西関東で金賞」と「全国で金賞」は同じ大会の結果ではない点に気をつけたいところです。
埼玉の高校3校は何を演奏した
吹奏楽ネットの全国大会曲目情報では埼玉栄が課題曲Ⅱ、伊奈学園総合と春日部共栄が課題曲Ⅳを選んでいます。自由曲は3校とも異なる作品です。曲名も一緒に知っておくと聴いてみたい演奏を選ぶ手がかりになります。
| 学校名 | 課題曲 | 自由曲と指揮者 |
|---|---|---|
| 埼玉栄 | Ⅱ「ザ・ガーズ」 星出尚志作曲 | 「オペラ座の怪人」より A.L.ウェバー作曲/宍倉晃編曲 指揮:金井良弘 |
| 伊奈学園総合 | Ⅳ「管楽器のためのフィナーレ」 伊藤康英作曲 | トッカータとフーガ ニ短調 J.S.バッハ作曲/森田一浩編曲 指揮:宇畑知樹 |
| 春日部共栄 | Ⅳ「管楽器のためのフィナーレ」 伊藤康英作曲 | ラ・メール ~クロード・ドビュッシーのレミニサンス 三澤慶作曲 指揮:織戸祥子 |
課題曲ⅡとⅣはいずれも2026年度の全日本吹奏楽連盟委嘱作品です。伊奈学園総合と春日部共栄は同じ課題曲でも自由曲は別。作品ごとの違いだけでなく同じ曲をそれぞれの学校がどう表現しているかという聴き方もできます。
中学生は大相模が金賞で土屋が銀賞
中学生の部は高校の前日にあたる2026年10月31日(土)にアクトシティ浜松で開催されました。越谷市立大相模中学校が前半の部14番で金賞、さいたま市立土屋中学校が後半の部13番で銀賞を受賞しています。
埼玉県からは越谷市とさいたま市の2校が全国の舞台に立ちました。こちらも前半と後半で結果ページが分かれています。高校の結果を探していた方も身近な中学校の名前があるかもしれません。
大学と職場一般にも埼玉から3団体
大学の部は2026年10月24日(土)に府中の森芸術劇場で開催。埼玉大学吹奏楽部が西関東代表として4番で出演し銅賞を受賞しました。高校の部とは日付も会場も異なります。
翌10月25日(日)の職場・一般の部も同じ会場です。前半2番の伊奈学園OB吹奏楽団と後半1番の川金アンサンブルリベルテ吹奏楽団がともに金賞。県内の一般楽団からは2団体が出場して2団体とも金賞となりました。
伊奈学園総合高校と伊奈学園OB吹奏楽団は名前が似ていますが別の団体です。今年は高校と職場一般のそれぞれで金賞を受賞しました。受賞結果を紹介する際は高校の部とOB楽団の結果を混ぜずに見る必要があります。
出演順や賞を順位と混同しない
公式速報の数字は出演順です。埼玉栄の11番は11位という意味ではありません。金賞・銀賞・銅賞もそれぞれ複数の団体が受賞するため、スポーツのメダルのように1位・2位・3位へそのまま置き換えることはできません。
全日本吹奏楽連盟が示す2026年度の審査の観点には技術や響きに加えて音楽表現を聴き取ることも含まれています。音程やリズムだけでなくフレーズやハーモニー、音のバランスなども関わります。
ただし結果一覧だけでは個別の受賞理由までは分かりません。今回確認した公式速報には各団体の具体的な講評は載っていないため、金賞や銅賞になった理由を推測して決めつけることは避けています。
高校3校の全国大会音源を聴く方法
結果を知ると演奏も聴いてみたくなりますよね。ブレーンが運営するBRAVO Liveには県内3校の第74回全国大会音源が掲載されています。2026年11月3日時点の掲載価格はいずれも税込1,100円。CDではなくダウンロード商品です。
| 学校名 | 全国大会音源 | 掲載価格 |
|---|---|---|
| 埼玉栄 | 前半11番の商品を見る | 税込1,100円 |
| 伊奈学園総合 | 後半2番の商品を見る | 税込1,100円 |
| 春日部共栄 | 後半3番の商品を見る | 税込1,100円 |
再生にはスマートフォンやタブレット用の専用アプリ「DMV」が必要でパソコンでは利用できません。登録用URLは1回・1端末のみ使用可能。実際に演奏を聴く端末で開いてください。購入後のキャンセルも不可です。いつもの音楽ファイルと同じ扱いではない点は先に知っておきたいところです。
初めて使う場合はBRAVO Liveの利用ガイドから無料の動作確認用音源を試せます。販売元も購入前の確認を案内しています。メールの受信と音源のダウンロード・再生を確認してから購入してください。商品名の大会回数と学校名も見比べたいところです。対応端末や機種変更時の扱いは公式のよくある質問で確認できます。
気になる学校の普段の活動も見てみよう
大会の結果は部の活動を知る入口のひとつです。高校3校の公式案内には定期演奏会や活動報告などもあります。全国大会の演奏を聴いて興味が湧いたら、普段はどんな場で演奏しているのかを見てみる楽しみもあります。
中学生が部活動体験や見学を考える場合は開催年と募集対象も確認したいところ。公式ページにも過去の案内が残っていることがあります。演奏会は聴きに行く機会、体験会は自分が参加する機会として本人の関心に合わせて選べます。
わたしは子どもが「やってみたい」と思えるものを見つけたらできる範囲で応援したいです。大会の成績だけで決めずに本人がその場所や音楽を好きになれるかも大切にしたいと思っています。
かおかーさんまずは気になった1曲を一緒に聴いてみるところからでも





