小さなカフェやスイーツショップを紙で作れるキヤノンの「Creative Park」。作品の素材は無料で利用でき、印刷したパーツを切って組み立てると立体のお店が出来上がります。紙やインク代は別にかかりますが、おうちで始める趣味の候補になりそうです。
『ひとやすみっけ』のかおかーさんです。わたし自身、何かを生み出す趣味があったらいいなと思っています。小さな家具やお菓子まで作れるミニチュアなら、大人も夢中になれそう。作品の選び方と準備するものを調べました。
紙で作る小さなお店
Creative Parkはキヤノンが提供する無料の印刷素材サイトです。カードや飾りなど幅広い作品があり、その中の「ミニチュアの世界」にはドールハウスのようなお店がそろっています。
建物だけでなく、家具や商品も紙で組み立てるのが魅力です。平らな紙が少しずつ形になり、最後にお店として並ぶ。完成品を飾る楽しみに加えて、その途中の細かな作業も味わえます。
ただし、今回紹介する3作品はどれも公式の難易度が5段階中4です。短時間でさっと終える工作というより、何日かに分けて取り組む候補。細かなものを作る時間が好きな方に向いています。
作ってみたいお店を選ぶ
最初は完成写真を見て「これを飾りたい」と思えるものを選んでみてください。同じ難易度でも印刷枚数やパーツの形は異なります。作り方を先に開くと、どんな作業が待っているか想像しやすくなります。
カフェ
家具やスイーツまで作れるドールハウスタイプのカフェです。今回の3作品では型紙が9枚と少なめ。ただし枚数だけで簡単とはいえないので、細かなパーツの組み立て方も見てから選びましょう。
スイーツショップ
小さなお菓子や家具を作るのが楽しみな方にはスイーツショップ。お店全体が完成する前も、出来上がったパーツを眺める楽しみがありそうです。甘いものやかわいい雑貨が好きなら気になる作品ですね。
おもちゃ屋さん
おもちゃ屋さんには細かく作り込まれたアイテムに加え、動く仕掛けもあります。公式でも小物を単品で飾れると紹介されている作品です。建物より先に、小さなおもちゃに心をつかまれるかもしれません。
無料なのは作品の素材
Creative Parkの素材は無料ですが、印刷する紙やインク、のりなどは自分で用意します。一部のコンテンツではID登録が必要です。作品ページの案内に沿って利用してください。
費用を考えるときは、型紙と説明書の枚数を分けて見るのがポイントです。例えばカフェは型紙9枚と作り方10枚。両方を印刷すると合計19枚ですが、説明書まで作品用の厚い紙にする必要はありません。
| 項目 | 費用の考え方 |
|---|---|
| 作品の素材 | 無料で利用できる |
| 型紙の印刷 | 推奨用紙とインクが必要 |
| 説明書の印刷 | 印刷する場合は普通紙などを用意 |
| 道具 | 家にあるものを確認して不足分をそろえる |
プリンターや用紙によって費用が変わるため「1作品いくら」とは一律にいえません。まず1作品に絞って必要枚数を見ると、たくさん印刷してから迷うことを減らせます。
紙はマットタイプが基本
今回の3作品で推奨されているのはマットフォトペーパーです。キヤノンは厚口で光沢のない質感の用紙として紹介しており、ペーパークラフトにも適していると説明しています。
紙を買うときは、手持ちのプリンターが対応する種類や厚さも確認しましょう。作品ページの推奨用紙はインクジェットプリンター向けです。厚い紙なら何でも使える、というわけではありません。
3作品ともページレイアウトは「フチあり」です。印刷設定を途中で変えるとパーツの大きさがそろわなくなることがあるため、同じ作品は用紙サイズや拡大縮小の設定を統一して印刷します。
用意する道具

公式の作り方では、はさみやカッター、定規、のり、木工用ボンドなどを使います。小さなパーツにはピンセットがあると扱いやすくなります。買いそろえる前に説明書を見て、必要なものを確認しましょう。
| 道具 | 使う場面 |
|---|---|
| はさみ | パーツの切り出しや曲線を切る |
| カッターとカッターマット | 直線や細かな切り抜きに使う |
| 定規とインクの出ないボールペンなど | 折り線に沿って折り筋を付ける |
| スティックのりと木工用ボンド | 説明書に合わせてパーツを貼る |
| つまようじ | 細かな場所に接着剤を付ける |
| ピンセットと鉛筆 | 小さなパーツを扱う/裏面に番号を書く |
作りかけを入れるトレーや小箱もあると便利そうです。今日は切るところまで、次は組み立てるところから。細かなパーツをひとまとめにしておけば、家事の合間にも続きを始めやすくなります。
きれいに作る小さなコツ
公式が紹介しているコツのひとつが、パーツを切り取る前に折り筋を付けることです。折り線に定規を当てて筋を付けると、厚みのある紙も狙った位置で折りやすくなります。
✂️ 作り始めの流れ
説明書で全体を見る
↓
切り取る前に折り筋を付ける
↓
パーツを切って裏に番号を書く
↓
説明書の順番で折って貼る
切り取った後は、どの部品か分かるように裏面へ鉛筆で薄く番号を書きます。似た形が多いミニチュアでは、こうしたひと手間が役立ちます。全部を一度に切るより、作業する部分ごとに進める方法もよさそうです。
公式には切り方や貼り方を紹介する動画もあります。文章や図だけでは手の動かし方が分かりにくいときは、動画を見ながら試してみてください。力を入れすぎず、折り筋で紙を切ってしまわないように進めます。
まずは小物をひとつ
公式の制作時間は3時間以上ですが、3時間で完成させる必要はありません。初めてなら説明書を読む時間も含めて、何日かに分けるつもりで。独立した小物から試せるか、作り方を見て選ぶのもひとつです。
子どもと一緒に作る場合も、最初から同じ作業をする必要はありません。大人が細かな切り抜きを担当して、子どもは無理なく扱えるパーツを組み立てるなど、それぞれに合う部分を選べます。刃物を使う作業は大人が見守りましょう。
かおかーさん今日は小物がひとつできた。それだけでも、ちょっとうれしいね
好きなものを買って楽しむ時間に、自分で作る時間も少し加えてみる。消費する趣味から生み出す趣味へ、そんな一歩になるかもしれません。まずは気になるお店の完成写真と説明書を開くところから始めてみませんか。
※作品情報は2026年10月24日に確認した公式掲載内容に基づきます。素材の利用は各ページの利用規約に従ってください。公式では商用利用・有償販売を禁止しています。印刷枚数や利用方法などは変更される場合があります。
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