読み上げの設定
このページで読み上げが使えない場合は、スマホやパソコンの読み上げ機能を使ってね。
🌈親子でみっけ!
埼玉のまちでみっけ
この小さな鉄のコマ、回せる?
川口でベーゴマに挑戦!
つまむための長い棒がない。ボタンも電池もない。そんな小さな鉄のかたまりが、ひもを使うとくるくる回りだす。これが「ベーゴマ」だよ。
埼玉県川口市には、ベーゴマを見たり回したりできる資料館があるんだ。昔の遊びの中に、川口のものづくりのひみつも隠れている。どんなつながりがあるのか、のぞいてみよう。
ひもで回す小さな鉄のコマ
ベーゴマは、ひもを巻いて投げ入れ、ひもを引くことで回すコマ。指でつまんで回すコマとは、動かし方が違うんだね。
巻いたひもがゆるんだり、途中ではずれたりすると、うまく回せない。小さなコマだけれど、ひもの巻き方から投げる向きまで、手の動きが大事になるよ。
「こんなに小さいのに、どうやってひもを巻くの?」と思ったら、回す前の手元も見どころ。回っている時間だけでなく、準備にもコツがある遊びなんだ。
コマどうしで勝負する
ベーゴマを回す台は「床」と呼ばれるよ。バケツやたるなどにシートを張ったものが使われるんだ。ここでは「ゆか」ではなく「とこ」と読むのも面白いね。
代表的な遊び方は、合図に合わせてコマを回し入れ、相手のコマと勝負すること。台の外にはじき出されたら負け。両方とも残ったときは、長く回っていたほうを勝ちにするルールもあるよ。
勝負の前に、まずは一個を回すところからでもよさそう。ひもがほどけてコマが立つ瞬間を、動画でじっくり見るのも楽しみ方のひとつだね。
もともとは貝だった?
今は鉄のイメージがあるベーゴマ。でも、はじまりのころは「バイ貝」という貝の殻を使っていたんだって。
日本玩具博物館の解説によると、江戸時代にはバイ貝の上の部分を平らに削り、ひもを巻いて回していたそう。「バイゴマ」という呼び名が「ベーゴマ」へ変わっていったんだね。
名前の中に、昔の材料の手がかりが残っていた!
川口のものづくりとつながっている
川口は「鋳物」づくりで知られるまち。鋳物は、とかした金属を型に流し、冷やして固めてつくるものだよ。ベーゴマもそのひとつなんだ。
ベーゴマをつくる日三鋳造所の案内では、まず砂で型をつくり、そこへとけた鉄を流し込む。鉄が固まったら砂の型を壊して取り出し、つながった部分を切り離して仕上げていくよ。
硬い鉄のコマをつくるのに、砂が活躍するなんて意外。工場でつくる様子の写真を見ると、いつものおもちゃも違って見えてきそうだね。
郷土資料館のベーゴマ道場へ
川口市の郷土資料館には、3階に「鋳物資料室・ベーゴマ道場」があるよ。川口の鋳物の歴史と、貴重なベーゴマのコレクションを紹介しているんだ。
実際に回して遊べるスペースには、体験用のベーゴマとひもも用意されているよ。体験するときは、館内の案内に従って使おう。
おうちから見られる公式動画もあるんだ。ひもの巻き方は右きき用と左きき用が分かれているよ。川口市の「おうちで博物館」で動画を探すこともできる。
行ってみたいときのメモ
- 場所:川口市立文化財センター「郷土資料館」
川口市鳩ヶ谷本町2-1-22 - 開館時間:9:30〜16:30
- 展示室の入場料(個人):一般100円/小中学生50円
- 休館日:月曜日(祝日のときは、その直後の平日)と12月28日〜1月3日。臨時休館もあるよ。
ベーゴマ体験の予約や年齢条件など、利用条件は行く前に資料館へ確認してね。
公式の利用案内を見る
電話:048-283-3552
小さなコマを知ると、貝の遊びと鉄をつくる技術がつながってきた。回る姿が気になる? それとも、つくるところ? 自分の「気になる」から、ベーゴマの世界をのぞいてみよう。
参考にした公式情報
情報確認日:2026年10月28日




