dカードを持っていないのに利用停止予告のSMSが届いた!これって詐欺?

「【d CARD】ご利用停止予告」というSMSが届きました。でも、ちょっと待って。わたし、そもそもdカードを持っていないんです。使っていないカードの利用停止予告なんて、どう考えてもおかしいですよね。

『ひとやすみっけ』のかおかーさんです。今回届いたSMSには、携帯電話番号の連携手続きを求める文章と、見慣れないURLが書かれていました。気になってNTTドコモの公式情報を調べたところ、非常によく似たフィッシングSMSが注意喚起されていました。2026年10月8日時点の情報をもとに、実際の文面や怪しいポイント、対処法を紹介します。

目次

dカードを持っていないのに利用停止予告のSMSが届いた!

今回届いたのは、dカードの利用停止を予告するSMSです。「携帯番号の連携手続きを完了してください」という文章とともに、URLが記載されていました。カードが使えなくなるという内容なので、dカードを利用している人なら慌ててしまうかもしれません。

でも、わたしはdカードを持っていません。利用していないカードの停止予告が届くなんて、不自然ですよね。しかも、SMSには自分の携帯電話番号が記載されていました。番号が合っていると、つい本物の連絡だと思ってしまう人もいそうです。

そこで公式情報を調べてみると、NTTドコモは、dカードの利用停止を装って電話番号の連携や本人確認を求めるSMSについて注意を呼びかけていました。今回のSMSもフィッシング詐欺の疑いが非常に強い内容です。

実際に届いた「d CARD ご利用停止予告」のSMS

今回のSMSは、とても短い文章でした。長い説明はなく、利用停止の予告と携帯電話番号の連携手続きを求める内容だけです。実際の文面を、個人情報を伏せた形で紹介します。

実際に届いたSMS

【d CARD】ご利用停止予告、携帯番号[090********]の連携手続きを完了してください。

記載URL:d-card[.]rip

※携帯電話番号は伏せ字にし、URLはクリックできないよう変更しています。

「ご利用停止予告」という言葉が目立ちますよね。カードが止まるかもしれないと思わせ、そのまま手続きに進ませる文章です。でも、なぜ利用停止になるのか、何の連携が必要なのか、詳しい説明はありません。

さらに気になったのが、最後のURLです。「d-card」という文字が入っているので公式サイトのようにも見えますが、実際のdカード公式サイトとは異なるドメインでした。このURLにはアクセスしないでください。

NTTドコモの公式サイトにそっくりなSMSが掲載されていた

今回調べていて驚いたのが、NTTドコモの公式サイトに非常によく似たSMSの例が掲載されていたことです。公式の「フィッシングSMSについて」というページでは、dカードの利用一時停止を告げ、携帯電話番号の連携と本人確認を求める文章が紹介されています。

今回届いたSMSとは細かな表現やURLが違いますが、「dカードの利用停止」「携帯電話番号の連携」「URLへの誘導」という流れが一致しています。ドコモは、このような内容のSMSやメールを受け取った場合、フィッシング詐欺を疑うよう注意を呼びかけています。

つまり、単に怪しいと感じただけではなく、公式の注意喚起にもよく似た事例があるということです。ただし、今回のSMSの送信者やリンク先の実態を個別に確認したわけではないため、同一の送信者によるものとまでは断定できません。

なぜdカードを持っていない人にもSMSが届くの?

ここがいちばん気になりました。dカードを契約していないのに、どうして利用停止のSMSが届くのでしょうか。実はフィッシング詐欺では、実際の契約状況を確認せず、不特定多数の人に同じような文章を送る手口があります。

dカード公式サイトでも、正規の案内に酷似した不審なSMSやメールが、不特定の人に送られていると注意喚起しています。つまり、dカードを持っていない人に届いても不思議ではないということです。

ただ、今回のSMSが具体的にどのような方法で送信されたのかは分かりません。dカードを契約していないという事実は重要な判断材料ですが、それだけで送信方法や送信者まで特定できるわけではありません。

自分の携帯電話番号が書かれているのはなぜ?

もうひとつ気になるのが、SMSに携帯電話番号が書かれていることです。自分の番号が記載されていると、カード会社が個人情報を確認したうえで送ってきたように感じるかもしれません。でも、番号が正しいからといって本物とは限りません。

そもそもSMSは電話番号を宛先として送信する仕組みです。受信者の番号を文章に記載することもできます。そのため、携帯電話番号が書かれていること自体は、送信者の身元を証明するものではありません。

今回の番号がどこから取得されたのかは分かっていません。番号が書かれていたからといって、個人情報が流出したと断定することもできません。気になるところですが、番号が合っているという理由だけでSMSを信用しないことが大切です。

d-card.ripは公式サイト?URLを確認してみた

今回のSMSには「d-card.rip」というURLが記載されていました。「d-card」という文字だけを見ると、dカードの関連サイトのように感じますよね。でも、インターネットのアドレスは、会社名に似た文字が入っているだけでは本物かどうか判断できません。

dカードの公式サイトでは、不正懸念取引通知サービスの確認先として「dcard.docomo.ne.jp」や「s.vpass.jp」で始まるURLを案内しています。今回の「d-card.rip」は、それらとは異なるドメインです。

URL確認結果
dcard.docomo.ne.jpdカード公式サイト
s.vpass.jp公式が案内する利用確認先のひとつ
d-card[.]rip今回の不審なSMSに記載されたURL

今回は安全のため、SMSに記載されたURLのリンク先にはアクセスしていません。そのため、実際にどのようなページが表示されるかは未確認です。ただし、公式が案内するURLとの違いに加えてSMSの内容も不審なため、アクセスするべきではありません。

本物のdカードから利用停止のSMSが届くこともある?

ここは少しややこしいのですが、dカードから本当に利用確認や一時停止に関するSMSが送られることはあります。不正利用が疑われる取引を検知した際に、カード会員へ確認を求める「不正懸念取引通知サービス」があるためです。

だから、「利用停止という言葉があるSMSはすべて偽物」とは言い切れません。実際にあるサービスの案内に似せて送られることが、フィッシング詐欺の厄介なところです。見た目が似ているだけでは、正規の連絡と判断できません。

なお、dカード公式では、利用確認の際にクレジットカード番号16桁の入力を求めることはないと説明しています。カード情報の入力を求めるサイトへ誘導された場合は、特に注意が必要です。

かおかーさん

SMSが本物か迷ったら、リンクを使わずに公式アプリから確認したいですね

怪しいSMSが届いたらどうすればいい?

今回のようなSMSが届いた場合、まずは記載されたURLを開かないことが大切です。送信元への返信も必要ありません。dカード公式サイトでも、不審なSMSやメールのリンクを開かず、削除するよう案内しています。

dカードを持っていないのであれば、そもそも今回のSMSに書かれた連携手続きをする必要はありません。一方、カードを持っている人が同じようなSMSを受け取った場合は、普段使用している公式アプリなどから利用状況を確認しましょう。

不審なSMSが届いたときの対応

  • SMS内のURLをタップしない
  • 送信元に返信しない
  • 個人情報やカード番号を入力しない
  • 必要に応じて迷惑SMSとして報告する
  • 報告に必要な記録を残したうえで削除する

迷惑SMSの報告やブロック方法は、iPhoneとAndroid、使用しているメッセージアプリによって異なります。報告機能を利用する場合は、端末やアプリの案内に従って操作してください。

SMSのリンクを開いてしまった場合は?

もしリンクをタップしてしまった場合は、何をしたかによって対応が変わります。ページを開いただけなのか、ログイン情報を入力したのか、カード番号を入力したのか。まずは操作した内容を確認しましょう。

リンクを開いただけで必ずウイルスに感染するわけではありません。ただし、偽サイトで情報を入力した場合は、不正利用につながる可能性があります。特にIDやパスワード、カード情報を入力した場合は、早めの対応が必要です。

操作した内容対処法
リンクを開いただけページを閉じ、情報の入力やダウンロードをしていないか確認
dアカウント情報を入力した公式サイトからID・パスワードを変更
カード情報を入力したdカード公式窓口で利用停止・再発行を手続き
不審なアプリを導入した追加操作を避け、端末の公式サポートなどへ相談

dカード公式では、不審なサイトにクレジットカード番号などを入力した場合、速やかにカードの利用停止・再発行を行うよう案内しています。また、利用明細を確認し、身に覚えのない請求がないか調べることも重要です。

今後も届くかもしれない不審なSMSに注意

今回のような手口は、dカードだけとは限りません。宅配業者や通信会社、銀行など、身近な企業の名前を使ったフィッシングSMSもあります。「利用停止」「未払い」「本人確認」といった言葉で不安を与え、リンクを開かせようとするのが特徴です。

わたしが今回改めて感じたのは、自分が利用していないサービスから届いた連絡はもちろん、利用しているサービスからの連絡でも、すぐに信用しないことが大切だということです。

家族にも伝えておきたい3つのポイント

  • 利用停止を予告されても慌ててリンクを開かない
  • 自分の電話番号が書かれていても本物とは限らない
  • 確認が必要なときは公式アプリや公式サイトを使う

今回の「【d CARD】ご利用停止予告」というSMSは、dカードを持っていないにもかかわらず届いたものでした。さらに、NTTドコモが注意喚起しているフィッシングSMSと非常によく似た内容です。同じSMSが届いた人は、記載されたURLにアクセスしないよう注意してください。

なお、本記事は2026年10月8日時点の公式情報をもとに作成しています。SMSの送信者やリンク先の実態を個別に特定したものではありません。実際の手続きや被害への対応については、dカード・NTTドコモの公式情報をご確認ください。

この記事の内容は、公開時点で確認した情報をもとにしています。内容は変更される場合があるため、必要に応じて公式情報や各サービスの案内もあわせてご確認ください。

かおかーさん

この記事を書いている人

こんにちは、「ひとやすみっけ」を運営するかおかーさんです。子育てをしながら、家族で楽しめるお出かけ先や、毎日の暮らしに役立つ情報を集めています。埼玉南部の身近な話題から、子どもたちが好きなもの、大人もちょっと気になるものまで。「これ、よさそう!」と思える発見を、わかりやすくお届けします。

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