不登校の欠席連絡は毎日必要?わが家の経験と学校への相談方法

子どもが不登校になったとき、毎朝の欠席連絡を負担に感じることはありませんか? 学校に「今日もお休みします」と伝えるだけのことなのに、なかなか電話をかける気持ちになれない。わたしにも、そんな時期がありました。

『ひとやすみっけ』のかおかーさんです。わが家にも学校へ行くことが難しい子どもがいて、以前は毎朝、電話やアプリで欠席連絡をしていました。でも、今は毎朝の欠席連絡をしていません。

実は以前、不登校のお子さんがいるお母さんから、学校への連絡やお願いを書面で伝える方法を教わったことがあります。「これ、すごく便利だな!」と思ったんです。

今回はわが家の経験を交えながら、不登校の欠席連絡は毎日必要なのか、学校とどのような連絡方法を相談できるのかについてまとめました。記事の後半には、以前教わった方法をヒントに作成した学校提出用の相談書と連絡文例集(無料PDF)も用意しています。

目次

不登校の欠席連絡は毎日必要なの?

学校を休む場合、一般的には保護者が欠席連絡を行います。電話で連絡する学校もあれば、専用アプリを利用する学校もありますよね。ただ、不登校の状態が長く続いている場合はどうでしょうか。

しばらく登校が難しいことを先生も把握している。それでも、毎朝同じように欠席を伝える必要があるのだろうかと疑問に感じる方もいると思います。

実は、不登校の欠席連絡について、全国すべての学校に共通する「毎日必ず連絡しなければならない」という一律のルールがあるわけではありません。一方で、学校には子どもの出欠を把握し、安全を確認する役割があるため、学校ごとの運用によっては毎日の連絡が必要になります。

そのため、学校に何も伝えずに連絡をやめるのではなく、家庭の状況に合った連絡方法を相談することが大切です。わが家でも、子どもの状況に合わせて学校との関わり方が少しずつ変わってきました。

わが家の体験談|毎朝の欠席連絡がつらかった

電話で「今日もお休みします」と伝えていた頃

子どもが学校に行けなくなった頃、わが家では電話で欠席連絡をしていました。今のようにアプリで欠席を伝えられる仕組みがなかった頃のことです。学校に電話をかけて欠席することを伝えるだけなので、時間にすればほんの短いやり取りでした。

それなのに、毎朝「今日もお休みします」と伝えることが、本当に気の重い作業だったんです。学校に行けない状況が続いていることは先生も分かってくださっているのに、毎日改めて欠席を伝えなければならない。その繰り返しが、いつの間にかわたしにとって大きな負担になっていました。

今振り返ると、電話で話すことだけがつらかったのではなく、毎朝繰り返す欠席連絡そのものに負担を感じていたのだと思います。子どもが学校に行けない状況を、朝になるたびに改めて意識することにも、気持ちの重さがあったのかもしれません。

アプリになっても気持ちは変わらなかった

その後、欠席連絡がアプリでできるようになりました。電話をかけなくてもスマートフォンから欠席を入力できるようになり、先生と直接話す必要がなくなったのは本当にありがたい変化でした。連絡にかかる時間も短くなったと思います。

ただ、アプリになったからといって、すべてが楽になったわけではありません。毎朝アプリを開いて「欠席」を入力することは変わらず、連絡する方法が変わっても、毎日欠席を伝えることは続いていたんですよね。

電話より便利になったことと、気持ちの負担がなくなることは、別の話なのだと感じました。もちろん、アプリのほうが楽だと感じる方もいると思いますが、わたしの場合はそう単純ではありませんでした。

先生が親身だったからこそ申し訳なかった

ここはわが家の経験として、どうしても伝えておきたいところです。学校の先生方は本当に親身になってくださっていて、冷たく対応されたわけでも欠席について責められたわけでもありません。むしろ、いつも子どものことを気にかけていただいていました。

だからこそ、何度も「お休みします」と伝えることに申し訳なさがあったんです。先生への感謝の気持ちと、毎朝の連絡がつらいという気持ち。この2つは、矛盾せずに存在するんですよね。

学校との関係が悪いわけではなくても、欠席連絡が負担になる家庭はあるのではないでしょうか。先生が親身になってくれているからこそ、かえって言い出しにくいこともあるのだと思います。

かおかーさん

先生には本当に感謝しています。それでも、毎朝の連絡が重く感じることはあるんですよね🌱

現在は毎朝の欠席連絡をしていません

現在のわが家では、毎朝こちらから欠席連絡をすることはやめさせてもらっています。以前のように毎日アプリで同じ連絡を入力することはなく、学校からのお知らせやプリントなどは、まとめて学校へ取りに行く形にしています。

もちろん、これはあくまでわが家の場合です。どの学校でも同じようにできるとは限りませんし、子どもの状況や学校の方針によっても対応は異なると思います。

ただ、実際に経験してみて感じるのは、毎日欠席連絡をすることだけが、学校とつながる方法ではないということです。連絡の回数が減っても先生への感謝の気持ちは変わりませんし、必要なときには相談できる関係をこれからも大切にしたいと思っています。

不登校のママに教わった「書面で相談する方法」

学校への連絡について考える中で、以前、不登校のお子さんがいるお母さんから教えてもらった方法を思い出しました。それは、学校へのお願いや連絡方法について、あらかじめ紙にまとめて相談するというものです。

わたしも実際にそうした書類を見たことがあり、そのとき「こんな方法があるんだ!」と思いました。毎朝の欠席連絡が負担になっていることや、学校とのやり取りでお願いしたいことを、その都度電話で説明するのはなかなか大変です。でも、書類にまとめておけば、自分の考えを整理しながら落ち着いて伝えられます。

学校側にとっても、家庭がどのようなことに困っていて、どんな連絡方法を希望しているのか確認しやすくなるのではないでしょうか。口頭ではうまく伝えられなかったことも、書面にすることで整理しやすくなりますし、後から相談内容を振り返ることもできます。

不登校のことで悩んでいるとき、同じ経験をしているお母さんから教えてもらえる情報は本当にありがたいものです。わたし自身が「便利だな」と感じた方法なので、今回はその経験をヒントに、誰でも使いやすい相談書を作ってみることにしました。

学校に提出できる「欠席連絡方法の相談書」を作りました

今回作成したのは、毎朝の欠席連絡や学校との連絡方法について、保護者の希望を書いて相談できる書類です。学校名や子どもの名前、保護者名などを記入し、希望する連絡方法にチェックを入れられるようにしました。

例えば、毎朝の欠席連絡を減らしたい場合や、電話以外の方法で学校と連絡を取りたい場合などに使えます。学校へのお願いを一方的に伝えるためではなく、家庭と学校の双方が無理なく続けられる方法を話し合うための書類として考えています。

こんな相談に使えます

  • 毎朝の欠席連絡の負担を減らしたい
  • 一定期間の登校予定をまとめて伝えたい
  • 登校できる日だけ連絡する方法を相談したい
  • 電話ではなく、アプリやメールを利用したい
  • 学校からの連絡方法や頻度を相談したい
  • プリントや教材をまとめて受け取りたい

すべての項目を埋める必要はなく、家庭の状況に合った内容だけを選んで使えます。提出用の相談書はA4サイズの1ページにまとめてあるので、自宅で印刷して記入し、担任の先生などに渡して相談することを想定しています。

なお、これは学校や自治体が発行する公式書類ではなく、『ひとやすみっけ』が作成した相談用の書式です。提出すれば必ず毎日の欠席連絡が不要になるというものではありません。学校の安全確認の方法や連絡ルールを踏まえながら、話し合いのきっかけとして活用してくださいね。

提出用相談書の使い方

使い方は難しくありません。PDFをダウンロードしたら、1ページ目の「学校提出用相談書」をA4用紙に印刷し、必要事項を記入します。希望する連絡方法にチェックを入れたら、担任の先生などに渡して相談してみましょう。

書類を渡す際には、「毎日の欠席連絡について相談したいので、書面にまとめてみました」と一言添えると、話を始めやすいかもしれません。また、学校で指定された書式がある場合はそちらを優先してください。

毎日の欠席連絡がつらいとき、学校にはどう相談する?

毎朝の欠席連絡が負担になっている場合は、担任の先生や管理職に連絡方法を相談してみる方法があります。欠席連絡の頻度を調整できないか、一定期間の予定をまとめて伝えられないかなど、具体的な希望を伝えると話し合いやすくなります。

ただし、学校には子どもの安全を確認する必要もあるため、単に連絡を減らすだけではなく、必要な情報をどのように共有するかまで考えておくことが大切です。書類を提出するのが難しい場合は、アプリやメールなどで相談してもよいと思います。

① 毎日の欠席連絡を見直したいときの文例

学校への相談文例

いつも子どものことを気にかけていただき、ありがとうございます。

現在、登校が難しい状況が続いており、毎朝の欠席連絡について家庭でも負担を感じています。

つきましては、一定期間の予定を共有するなど、別の連絡方法が可能かご相談させていただけないでしょうか。学校で必要な安全確認の方法についても、あわせてご相談できればと思います。

よろしくお願いいたします。

② 登校する日や予定が変わったときの文例

学校への連絡文例

いつもお世話になっております。本日は登校を予定していましたが、本人の様子を見て、お休みすることにしました。

また登校できそうなときには、ご連絡させていただきます。よろしくお願いいたします。

③ プリントをまとめて受け取りたいときの文例

学校への相談文例

いつもありがとうございます。

学校からのお知らせや配布物について、可能であれば一定期間分をまとめて受け取る方法をご相談したいです。

学校へ取りに伺うこともできますので、ご都合のよい方法を教えていただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。

もちろん、学校との関係性や子どもの状況によって、伝え方は変わります。文例をそのまま使う必要はないので、家庭の状況や先生との普段のやり取りに合わせて、使いやすい言葉に変えてみてくださいね。

学校と決めておくと安心な5つのこと

毎日の連絡方法を見直すときは、欠席連絡を減らすことだけでなく、必要な情報をどう共有するかも大切です。学校との話し合いでは、次の5つを確認しておくと、後から困ることを減らせると思います。

  • 欠席連絡の頻度:毎日必要か、一定期間まとめて伝える方法が可能か
  • 登校予定が変わったとき:いつ、どの方法で連絡するか
  • 学校からの連絡:電話・アプリ・メールなど、どの方法で受け取るか
  • プリントや教材:受け取りに行く頻度や方法
  • 緊急時の連絡:安全確認が必要なときの連絡先と対応方法

話し合った内容は、簡単にメモしておくだけでも安心です。担任の先生が変わった際にも、それまでどのような方法で学校と連絡を取っていたのか説明しやすくなります。今回のPDFには、こうした内容を整理するためのシートも収録しています。

【無料PDF】学校提出用相談書&連絡文例集

学校への連絡について、伝えたいことがうまくまとまらないときもありますよね。そこで、以前ほかのお母さんから教わって便利だと感じた経験をヒントに、学校に提出して相談できる書類と、日々の連絡に使える文例集を作りました。

PDFは全部で7ページあり、学校提出用の相談書、記入例、連絡文例、チェックリストなどを1つのファイルにまとめています。必要な部分だけ印刷して使えるので、すべてのページを印刷する必要はありません。

無料PDFの内容(全7ページ)

  • 1ページ目:学校に提出できる欠席連絡方法の相談書
  • 2ページ目:相談書の記入例・使い方
  • 3〜7ページ目:学校への連絡文例・相談チェックリスト・記録シート

学校に相談書を提出するときは、基本的に1ページ目を印刷して使ってください。

以下では、PDFの後半に収録している連絡文例や相談シートの内容を画像で紹介しています。スマートフォンで確認したい方は、このままスクロールしてご覧ください。

学校に提出したい方・印刷して使いたい方はこちら

学校への提出用相談書と連絡文例集を、1つのPDFにまとめています。全7ページを無料でダウンロードでき、必要なページだけ選んで印刷することもできます。

学校に提出する場合は、1ページ目の相談書を印刷して必要事項を記入してください。ほかのページは、学校への連絡文例や相談内容を整理する際に活用できます。

※無料でダウンロードできます。この相談書は学校の公式様式ではなく、連絡方法について話し合うための資料です。提出によって欠席連絡の省略などが自動的に認められるものではありません。学校ごとの連絡ルールや安全確認の方法を踏まえ、必要に応じて内容を調整してください。

連絡方法は電話・アプリ・定期連絡などから相談できる

学校との連絡方法には、電話やアプリのほか、一定期間の予定を共有する方法や、定期的に近況を伝える方法などが考えられます。ただし、どの方法を利用できるかは学校によって異なるため、事前に確認することが必要です。

方法特徴
電話直接状況を説明できるが、会話が負担になる場合もある
欠席連絡アプリスマホで入力できるが、毎日の入力が必要な場合もある
一定期間の予定を共有学校との取り決めにより、連絡回数を調整できる可能性がある
定期連絡決めた時期に近況を共有する。予定変更や緊急時の連絡方法も必要

電話で話すほうが安心する方もいれば、文章で伝えるほうが気持ちの負担が少ない方もいるでしょう。どの方法が一番よいかを決めつけるのではなく、子どもと保護者の状況に合わせて、無理なく続けられる方法を考えたいですね。

学校からの電話や、子ども本人への連絡が負担なときは?

保護者からの欠席連絡だけでなく、学校からの電話が負担になる場合もあります。先生が子どものことを気にかけてくれるのはありがたいけれど、何度も近況を説明するのは大変だと感じる家庭もあるのではないでしょうか。

そんなときは、緊急時以外の連絡をアプリやメールにできないか、定期的に話す時間を決められないかなどを相談する方法があります。また、子ども本人が学校の先生と話すことに不安を感じる場合には、保護者を通して様子を伝えるなど、別の関わり方を相談することも考えられます。

ただし、学校が子どもの状況を把握することも大切です。子どもの気持ちを尊重しながら、必要な連携をどう続けていくか。学校と家庭の双方が安心できる方法を探していきたいですね。

プリントをまとめて受け取るのも学校とのつながり方のひとつ

不登校が続くと、学校からのお知らせや学習プリントをどう受け取るかも気になりますよね。わが家では、学校からのプリントなどをまとめて取りに行っています。毎日連絡を取り合うのではなく、必要なものを受け取る機会を設けている形です。

学校によっては、アプリやオンラインで資料を共有できる場合もあります。何度も学校へ足を運ぶことが難しい家庭もあると思うので、家庭の負担になりにくい受け取り方を相談できるといいですね。

川口市で不登校について相談したいときは?

学校との連絡方法について相談しても、なかなか話が進まない場合もあるかもしれません。そんなときは、学校以外の相談先を利用することもできます。

川口市では、川口市立教育研究所で不登校や学校生活についての教育相談を受け付けています。子ども本人だけでなく、保護者からの相談も可能なので、学校との連携や今後の支援について悩んでいる場合は、相談先の一つとして考えてみてもよいと思います。

川口市立教育研究所 教育相談室

  • 電話:048-267-1123
  • 電話相談受付:平日9:00~16:30(12:00~13:00を除く)
  • 所在地:川口市上青木3-12-63 SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザ6階
  • 来室相談:事前予約制

詳しい相談内容や受付方法については、川口市公式サイト「教育相談」をご確認ください。相談室の場所は、Googleマップでも確認できます。

文部科学省が示す不登校支援の考え方

文部科学省は、不登校への支援について、学校に登校するという結果のみを目標にするのではなく、子どもの社会的な自立に向けた支援が重要だと示しています。また、子どもや保護者の状況を踏まえ、学校や関係機関が連携して支援することも大切にされています。

毎日の欠席連絡が負担になっている場合も、家庭の状況を学校に伝え、どのような連絡方法なら続けられるのか相談することから始められます。制度や支援の考え方について詳しく知りたい方は、以下の文部科学省の公式資料も参考にしてみてください。

まとめ|子どもだけでなく親も無理なく続けられる方法を

わが家では、電話で欠席を伝えていた頃、アプリで毎日連絡していた頃を経て、今は毎朝の欠席連絡をしていません。学校の先生方には本当に親身になっていただき感謝していますが、それでも毎朝の欠席連絡がつらかったことも事実です。

以前、不登校のお子さんがいるお母さんから、学校への連絡について書面で相談する方法を教わりました。そのとき感じた「これ、便利だな!」という気持ちが、今回の相談書を作るきっかけになっています。

不登校になると、子どものことを考えるだけでも日々いろいろなことがあります。だからこそ、毎日の学校とのやり取りについても、家庭で無理なく続けられる方法を探していいのではないかと思っています。

もちろん、学校ごとにルールや対応は異なりますし、希望する方法が必ず認められるとは限りません。それでも、連絡が負担になっているなら、その気持ちも含めて学校に相談してみることはできるはずです。

子どもに合った学校との関わり方があるように、保護者にも無理なく続けられる関わり方があっていい。 わたしは、そう思っています。今回作った相談書が、学校との連絡方法について考えるきっかけになればうれしいです。

以前、わたしがほかのお母さんから教えてもらったように、この記事も誰かの「こんな方法があるんだ!」につながりますように。🌱

※この記事は2026年10月14日時点の情報をもとに作成しています。欠席連絡の方法や頻度は学校によって異なります。実際の対応については在籍校にご確認ください。

この記事の内容は、公開時点で確認した情報をもとにしています。内容は変更される場合があるため、必要に応じて公式情報や各サービスの案内もあわせてご確認ください。

かおかーさん

この記事を書いている人

こんにちは、「ひとやすみっけ」を運営するかおかーさんです。子育てをしながら、家族で楽しめるお出かけ先や、毎日の暮らしに役立つ情報を集めています。埼玉南部の身近な話題から、子どもたちが好きなもの、大人もちょっと気になるものまで。「これ、よさそう!」と思える発見を、わかりやすくお届けします。

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